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おもしろおかしや旅のコラム 


 icon 迷惑なトラック?! ― フランス(ペリゴール・ケルシー)



この地方の比較的大きな街である「ペリグー」の街中を走っていたときのことである。

前方を走っていた車が突然停車した。
ふと目をやると、その車の前方にトラックが停車しており、道をふさいでいる。
この道路は街のメインストリートで、2車線道路である。
中央分離帯には植木や花が植えられているので、
前方に進むにはそのトラックがそこを立ち去るしかない。

どうやらそのトラックは、納品のために停車しているようだ。
ドライバーは大きな荷物をカートに積み、口笛を吹きながら
のんびりと車両脇の店へ入っていった。

すぐに戻ってくると思いきや、
5分・・・・・10分・・・・・15分・・・時は非情にも過ぎ去る。

その間に、私の後方には数十台の車が、同じように停車しており、
どんどんとその数は時間の経過と共に増えて行った。
普通ならここで、
「いったいどうしたって言うんだ?このトラックがこんなところに停車しているからだな!
警察を呼んで撤去してもらおう!!」と大騒ぎするのが日本人。


が・・・しかし、誰も騒ぐものは皆無であり、原因を知るために車から降りようとするものも同様である。

そして20分を過ぎようとしたところで、ドライバーがやっとトラックに戻ってきた。
ゆっくりと口笛を吹きながら・・・
やっと、道が空くと思いきや、そのドライバーはトラックの荷台から
またしても荷物をカートに積み込み、
再び店内へと消えて行った。

誰一人として騒ぐものはいない・・・。
さも当然の権利のようにそれを受け止めているように見受けられる。

たぶん眉間にしわを寄せ、それを迷惑がり騒ぎ立てているのは私の車ぐらいであろう。
他の車はあたかも信号待ちをしているように、おとなしく一時停車しているのだ。

45分を少し過ぎたところで口笛を吹きながらゆっくりとした足取り
ドライバーは店内から出てきて、 トラックの運転席に乗り込んだ。

そして、やっと、やっと、発進・・・・。

長い、長い一時停車であった・・・。
「郷に入れば郷に従え」というけれど、ざけんな!!

悲しきや日本人、1分1秒はかけがえの無い大切な時間なり・・・・・・。

教訓: 急ぐな焦るな、ここは世界の中心フランスさ!!

 

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