この作品バンテージ・ポイントは文句なく面白い!!
物語構成は綿密に計算され、観るものをグイグイと引き込んで行く。
それは非常にスリリングであり、スピード感に満ち溢れ、期待以上の出来である。
オープニングからラストまで息もつかせぬスピード感に、誰しもゾクゾク感を味わうだろう。
バンテージ・ポイントの最大のポイントは、「複数視点からある出来事を情報として描き、やがてその複数の断片が真相に繋がっていく」と言う構成方法であり、そうした手法は過去の映画作品でも見られるが、ここまでスピード感を最後まで持続させて一気に見せると言う作品は存在しなかった。
大統領暗殺と言う事件を目撃した、TVニュースのスタッフの視点から始まり、シークレットサービス、アメリカ 人旅行者、地元刑事、大統領自身と多方向の視点からある空白の数十分描き、その中から少しずつ今まで知りえ なかった情報が明らかになっていくのである。
その過程が実にスリリングであり、又アップテンポなので、観客は物語に引き込まれて行くだろう。
キャストは、シークレットサービスのバーンズにデニス・クエイド、アメリカ人観光客にラスト・キング・オブ・スコットランドでアカデミー主演男優賞に輝いたフォレスト・ウィッテカー、大統領にアカデミー賞俳優ウィリアム・ハート、TVプロデューサーにエイリアンのシガーニー・ウィーヴァー 、そしてシークレットサービスでバーンズの同僚にアメリカの人気ドラマ「LOST」主演のイケメン俳優マシュー・フォックス。
キャストも豪華であるし、脚本、演出共に文句のつけようがない娯楽映画の秀作と言えるだろう。
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