作り手の独りよがりな不可思議な映画
この作品のタイトル及びキャッチコピーは、とんでもない「くせもの」である。
タイトル:ファウンテン 永遠につづく愛
キャッチコピー:何度生まれ変わっても、僕は君を失う運命なのか
これは誰が見ても、輪廻転生をテーマにしたラブ・ロマンスだと想像するのではないだろうか。
そして、
主演もXメンでおなじみの人気俳優ヒュージャックマン、そして英国女優レイチェル・ワイズと来れば、少しは期待してしまう。
しかし、実際にはそんな単純明快なストーリーではなく、精神世界や宗教感を交え、ある意味非常にわかり難く、複雑で大きく好き嫌いが分かれる作品であると思う。
難解と言うより私には作り手の独りよがりの映画としか思えなかった。
この作品は、ストーリーに意味があるようで無いビュジュアル重視の作品で、普通の映画的視点で捉えることのできないことは確かである。
他のサイトやyahoo Moviesなどのレビューを見ても評価は大きく分かれているようである。
しかし忘れてはならないのが、アメリカでは大コケした作品だと言うこと。
現在の出来事そしてヒロインが書いた物語の出来事、そして精神世界(解説には2500年の未来とあるが・・・)と3つのドラマが同時に展開する。
前述の二つの設定の意味は理解できるが、この精神世界の物語と言うのがどうこの物語に関係するのか鑑賞しながら探ってはみたが、理解不能であった。
精神世界の登場人物はブッタなのか?(解説には2500年の未来の宇宙飛行士とあるが、どう見ても・・・・)
たぶん死に対する宗教的概念を表現しているのだろうか?
考えれば考えるほど、どツボにはまる映画である。
2001年にブラッド・ピットとケイト・ブランシェット主演で製作予定だったようだが、出演しなくて幸いである。
結論、この映画はあまり深く考えてはいけないということである。
最新CGを酷使したビュジュアルは、確かに美しい。
ストーリー性云々と言うより、ビュジュアル性だけで捉え評価できる人にはお勧めできるが、そうでない多くの凡人には理解不能の作品であると思う。
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