とにかくこの作品リターンの雰囲気は暗く重たい。
観ている方も、劇中の人物たちと同様、暗い気分にさせる作品である。
ラストの謎解きまでの展開の重苦しさ、恐怖演出の中途半端さなど、私的には映画に集中するのが辛いほどであった。
そして、恐怖におののくヒロインの心情がランダムには伝わらず、ラストで謎を解くまでの流れがわかり難い。
これは明らかに演出の失敗作である。
作り手は、シュールに演出したのだと思うが、観ている方にはヒロインの行動がわかり難く、説明不足と言える。
題材としては、決して悪くはない。
ラストの謎解きまでの過程にもっと明瞭な演出と、ストーリーにメリハリを付けたらそれなりに面白く仕上がったと思うのだが、残念である。
主演は、昨今のホラー映画の女王とも言える、「呪怨」のハリウッド版リメイク作などでもおなじみの「サラ・ミシェル・ゲラー」。
ブロンドの髪を黒く染め、縁取りしたかのようなアイライン、やつれ果てたような色のないメークなど、映画の雰囲気に合わせ、暗く重たい。
日本で劇場公開されるかは今の時点(2007年5月6日)では不明だが、ビデオスルーで十分な作品であると言える。
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