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映画
エコール - Ecole Innocence

ザ・センチネル image

ジャンル:ドラマ
脚本・監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:ゾエ・オークレール、ベランジェール・オーブルージュ、リア・ブライダロリ、マリオン・コティヤール、エレーヌ・ドゥ・フジュロール他
製作国:フランス・ベルギー
日本公開:2006年
評価:★★★☆

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icon エコール - ストーリー

深い深い森のなかに建つ、お城のような大きなお屋敷。
そこは6歳から12歳までの少女たちが暮らしている、外界から遮断された謎めいたスクール。
彼女たちは棺に入れられ、そこに運び込まれる。
年齢ごとに7色のリボンでグループに分けられ、自然の生態を学び、ダンスの稽古をして6年の時を過ごすのだ…。
前世紀の作家フランク・ヴェデキンドの短編小説が原作となった、秘密めいていてどこか恐ろしい影のある、美しい楽園の物語。

 
icon エコール − 感想


棺に入れられた少女。森の中にひっそり佇むお城のような屋敷。
そこにある意味閉じ込められた美しい少女達。
映像はどこまでも幻想的であり、儚い少女達の美を映しだしている。

物語は、進行する毎に謎は深まり、観る者はあの人気ドラマ『LOST』を見ているときのように、ジレンマに襲われる。

『この少女達は何の為にここにいるのか?』
『卒業した少女達の行く末は?』
『青いリボンをもらった選ばれた少女はどこへ?』


さまざまな疑問が洪水のように襲う。
そして物語の奥底へ引き込む。

そして待ちにまったラスト!!

??????????

それはさらに疑問が増し、つじつまの合わないエンディングであった。
それはないだろう!!!!!!
と大声を上げて落胆しても、無情にもスクリーンはエンディングのデベロップが流れていた。
それまで自分の頭の中であれこれ思索した残酷な結末は消え去り、あたかもこれは『夢』だったというようなエンディング。

そう、この映画は、ラストまではまるでミステリーのように物語は進行するのだが、あくまで観客の対象は『ロリータ・コンプレックス』なのである。
なめるような少女達の肢体を映し出す映像、『ロリータ・コンプレックス』達の憧れである、飼育と言う形をヨーロッパ的に美しく、深い森に囲まれた城のような屋敷に変え、服従の拒否には死を。
学校で教育されるのは、『服従』を基本に美しい肢体を作る『ダンス』。
そう、男性にとって必要なのは、賢い女ではなく、つつましく、自分の意のままになる美しい存在。

世に言う『ロリコン』男性にとっては、もうすべての映像が鼻血ものであり、画面いっぱいに登場するのは美しい少女達。
しかし、夢見がちな女性にとっても、まるで幻想的な絵本の中の世界は魅力的なのではないだろうか。

しかしこの作品は、ジャンル的にもどこに分類していいのかわからない、摩訶不思議な映画であることは事実である。


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