moveisイメージ
HOMEへ映画TOPへ旅行へグルメへ壁紙へ音楽へ写真へリンクへ掲示板へetc

 


映画
サイレントヒル - Silent Hill

サイレントヒル image

ジャンル:サスペンス・ドラマ
監督:リストフ・ガンズ
出演:ラダ・ミッチェル 、ショーン・ビーン 、ローリー・ホールデン 、デボラ・カーラ・アンガー
製作国:アメリカ
公開:2006/7/4公開
評価:★★★

image
icon サイレントヒル−ストーリー

夢遊病のように彷徨い“サイレントヒル”とつぶやきながらうなされる少女シャロン。
ローズとクリストファーの夫婦は、赤ん坊の頃に養女として引き取った愛娘の言動に心を痛めていた。
サイレントヒルという街が実在することを突き止めたローズは、車でシャロンと街へ向かう。
そこは30年前の大火災が発生後、閉鎖された街だった。
山道で事故を起こしたローズが意識を取り戻すと、娘がいない。彼女は娘の姿を求めて、灰の霧に覆われた街へと足を踏み入れた。
シャロンとこのサイレントヒルの関係は?
30年前、ここで一体何が起こったのであろうか?

 
icon サイレントヒル−感想
サイレントヒル
サイレントヒル
サイレントヒル
サイレントヒル
サイレントヒル

この『サイレントヒル』は、評価が大きく分かれるのではないだろうか。
この作品は、ゲームの実写版なのでゲームファンには大きくし支持されるであろうし、ホラーファンであっても「つじつまの合わない」ストーリーが苦手だと、どこか気持ち的にすっきりしない。

そして、ホラーが苦手だが好奇心で観に行こうと考えている方は、はっきり言ってやめたほうがいい。
私はホラーファンであり、残酷描写にも慣れているのだが、この作品の中で虐待される対象となるのがいたいけない子供であり、その方法があまりにも残酷な為、後味が非常に悪い思いをした。
大人がどうなろうとも「これは映画」だと冷静に観ていられるのだが、それが子供となるとまた話は違ってくるのだ。

まるで自分がゲームを操作しているのでは?と錯覚しそうなカメラワーク、出没するモンスター、ゲームで言えば「ボスキャラ」のいる部屋まで到達するプロセスが、ゲームの映画化と言うのを強く再認識させる。
ゲーム経験のある方なら、その臨場感にのめりこむだろうし、そうでない方は「まあ、ゲームの映画化」だからと割り切るしかない。

この映画のヒロインであるローズは、養女シャロンの奇怪な行動と言葉に導かれ、その謎を明らかにする為にこの「サイレントヒル」にやってくる。
そして苦労の末、シャロンの出生の秘密が明らかになる。
ゲーム経験のある人ならその秘密もすんなりと受け入れることが出来るだろうが、ゲームをやっていない私には「そんな馬鹿な!!ありえない、不可能だ」と言う可能性限りなく0であるその回答に唖然としてしまった。
こういう映画は、現実的に受け入れることの出来る許容性をもっていないとダメなのかも知れない。

しかし映像は美しいし、ゲームの世界をここまで実写として再現し、成功させたことは賞賛に値すると思う。
そしてつくづく感じたのが、 「人間の所業」に勝る恐怖はない!!と言うことであった。
これは映画を観ていただければ、理解できることと思う。

以下ネタバレあり(ドラックしご覧下さい)
**********************************
現世のサイレントヒルに平行して存在する地獄との狭間のような場所には、アレッサと言う残虐行為によって傷つけられた少女が存在している。
アレッサは復讐心から彼女の分身で「良心」とも言える「シャロン」を現世に造り、そして彼女の「悪」の分身は、本体と同様裏社会に存在している。
あの世のことはよくわからないので、どんな不可能を可能にしてしまうが、現世に肉体を持った自分の分身を作ったと言われ、あ〜まじめに観ていた私が馬鹿だったとつくづく感じた。
やはりこれはゲームの世界なのである。
復讐を果たす為には、教会に入らなくてはならないが、アレッサはそこへ入ることができない。
そこで自分から切り離した良心であるシャロンにサイレントヒルへの道を開けさせて、ローズを呼び込み、教会へ導かせ復讐は完結。

アレッサは2つの自分の分身を作ったが、復讐を遂げた今それらはシャロンとして一つに合体したのであろうか。
二人が現世に帰れず、裏社会に留まってるというラストから、やはりシャロン=アレッサと合体したと考えられる。なぜならば、シャロンの本体であるアレッサは、肉体を持たないので、現世に帰ることは不可能なのあろう。

しかし、そうだとしても何故本当の母親に一瞥をくれただけで、サイレンとヒルを後にしたのか疑問である。それとも自分を救うことの出来なかった実の母に見切りをつけて、ローズを選んだのだろうか?
サイレントヒルにただ一人残された母親が実に哀れであった。

以上のことからも「この映画はあくまでゲーム」を下地に作った作品だと強く認識し、つじつまの合わない点に多少目をつぶって鑑賞すべき映画であったと言える。

**********************************

more Homeへ(映画コーナーには、日本公開前の作品プレビュー多数あります。)

icon 近日公開作

 

 

menu


Copyright c 2008 The Gothic. All rights reserved.