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映画
サイレントノイズ/ホワイト・ノイズ - White Noise -

サイレントノイズ image

ジャンル:ホラー・サスペンス
監督:ジェフリー・サックス
出演:マイケル・キートン、 デボラ・カーラ・ウンガー、 チャンドラ・ウエスト
公開:2006年9月16日公開
評価:★★

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icon サイレントノイズ−ストーリー

建築家ジョン(マイケル・キートン)は、愛する妻アンナ(チャンドラ・ウェスト)と幸福な暮らしをしていた。
しかし妻アンナは、突然の事故で悲劇的な死を遂げてしまう。
愛する妻に先立たれたジョンは、毎日の暮らしをして気を紛らわせようとするが、心は空虚であった。
そういうジョンのもとへある男(イアン・マクニース)が接触してきた。
彼は、奥さんからのメッセージを受け取っていると主張する。
それは EVP ( Electronics Voice Phenomena / 電子による声の現象)といって、TVやラジオの録音装置を通して死者から生きている者へ交信してくる現象である。
ジョンはそんな男の絵空事のような話を信じなかった。

それから二、三ヶ月して、ジョンの身の回りに不可思議な出来事が起こっていた。
そして以前訪ねてきたあの男に助けを求める。
彼の録音したEVPの録音には確かに愛する妻アンナの声が聞こえた。
たとえ死んでいても彼女の声、姿が見たいという強い思いに駆られ、ジョンはEVPにのめりこんで行く。
そして、ある日妻の姿に混じって、見知らぬ女がEVPのディスプレィ越しにジョンに助けを求めていた。
妻やその他の死者達は何か重要なことをジョンに伝えようとしていた。
そんなジョンは、知らず知らず別の世界への扉を開け、霊界を混乱に落としいれていることをまだ知る由も無かった・・・。

 
icon サイレントノイズ/ホワイト・ノイズ−感想

原題『ホワイトノイズ』とは、可聴周波数帯域のすべてに及ぶ雑音.白色騒音・白色光と同じスペクトルを示すことから、あらゆる可聴覚周波数帯域の周波数成分が含まれているノイズである。
サイレントノイズ
サイレントノイズ
White Noise
発振器で生成し音響測定に用いるほか、シンセサイザーの音色合成などにも使われる。
EVP ( Electronics Voice Phenomena / 電子による声の現象)は、ゴーストハンターたちが研究している異常現象で、コンスタンチン・ラーデブ博士 Dr. Konstantin Raudive によって発見されたそうである。
EVPは、霊の声が録音テープにとらえられると起こり、リアルタイムでは聴く事は出来ないが、 ヘルツの範囲で『再生』状態にすると聞こえるのだそうだ。

この作品『サイレントノイズ』は、死者のメッセージをそのEVPによって捉えた男が遭遇する恐怖の物語である。
しかし興味深い題材を扱っているものの、いまいち盛り上がりに欠け、ラストも多くの謎を残して迎えてしまっているのが実に残念である。

前半では亡くなった奥さんの声を『ホワイト・ノイズ』によって捕らえることに重点を置き、進行は到ってスローペースである。
後半で一気に盛り上がるものと思いきや、謎はさらに深まり不完全燃焼極まりないラストの迎え方であった。

『ホラーテイストのサスペンス作品』を狙って制作したのだろうが、そのどちらの感動も観客には全く伝わってこない。
『死者の声によって導かれた先には、奥さんの死の真相がそこにあった。』と言う事実に、通常ならある程度の驚きも隠せないのであろうが、別段驚くような展開でもなく、残念ながらその事実も完全に流されてしまっている。

夫婦愛、サスペンス、ドラマ性、ホラーとどれを取ってもすべて描き方が中途半端で、『軸』となるものがこの映画には欠けている。
結果見終わった後、観客に残るのは、後味の悪い『謎』だけである。

そして最愛の奥さんが死んで悲しみに浸るのは判るが、このマイケル・キートン演じる『ジョン』の息子の存在を完全に忘れているかのような振る舞いが、実に不自然であった。
気の毒なぐらい、この『息子』の存在は影が薄いのである。
妻が死に息子も同様に嘆き悲しんでいるのに、全く気にも止めない自己中な父親像。
一瞬、この子って息子じゃなかったのかな?と思わせるような愛情の薄さである。

結局一番の被害者は、この『息子』だったのでは無いだろうか?と本編からかけ離れて、この影の薄い息子が妙に気にかかる映画であった。



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