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映画
あらしのよるに

あらしのよるに image

ジャンル:サスペンス
監督:杉井ギサブロー
出演:中村獅童、成宮寛貴、竹内力、林家正蔵
公開:2005年12月公開 日本
評価:★★★★☆

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icon あらしのよるに−ストーリー

嵐を避けて、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。
そこで、同じように嵐から逃げてきた「仲間」に出会う。寒い暗がりの中、相手は見えず、匂いも分からない。
仲良くなって再会を約束する二匹。
次の日にお弁当をもってやってきたメイの前に現れたのは、なんとオオカミだった。
ふとしたことから知り合った、オオカミのガブとヤギのメイ。
ガブにしてみればメイはごちそう。
食う―食われるの関係にあるはずの二匹が、種族を超えた友情を育んでゆく。
食べたいけれど我慢したり、悩んだり。
ちょっと気弱で優しいガブと、天真爛漫なメイ。
二匹は会っては散歩をくりかえす「ひみつのともだち」だ。
しかし、そんな二匹を引き裂こうとするそれぞれの種族。
ガブは本能を抱えて悩み、メイもそんなガブに悩みをつのらせる。

 
icon あらしのよるに−感想

なんともやさしげで心温まる物語であった。

嵐の夜に
嵐の夜に
嵐の夜に
嵐の夜に
嵐の夜に

海外と日本のアニメーションの違いは、この作品に観られるようななんとも言えない日本作品特有の「素朴さ」ではないだろうか。
ある意味アメリカ産のアニメの登場人物が現代ナイズされていて、どこか「生意気な現代っ子」に対して、日本のアニメの登場人物はどこまでも「素直で、純粋」である。

草食動物である「やぎ」と肉食獣である「狼」は、通常ならば合いまみれない関係である。
「食うか」「食われる」かの関係しか、お互いの間には存在せず、そこに「友情」の入る隙間など、通常ではありえない。
しかし互いの素性を知らず、暗闇と鈍った嗅覚の中で互いの存在を「似たもの同士」と認識し、友情を感じ合う二匹。
互いの本当の正体を知り戸惑いながらも、互いに感じた相手への好意は本能をも打ち勝ち、友情を貫いていく過程は実にほほえましい。

しかし二匹の関係は、互いの種族が知ることになり、強い反発を受ける。
ラストに行き着くまでも困難また困難で、ストーリー的にも見ごたえがあり、大人から子供まで満足が行く作品であった。

「やぎ」と「おおかみ」と言う動物を主人公としているが、これは言い換えれば人間にも当てはまる。
民族の違いで互いを憎みあったり、差別をしたりと人間社会においては、動物社会の「弱肉強食」と言う単純な図式には当てはまらない複雑な関係が存在してる。
相手の民族や肌の色の前にまずその人物の人間性を知り、そこで皆が正当な判断が出来れば世の中はもっと平和になることであろう。
子供にこのアニメーションを見せたら、大人はまず「人間」に置き換えて、子供に話して聞かせることをお勧めする。
決して人を「外見」で判断してはいけないと。
まず互いを知ることが最も大切だと言うことを。


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