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映画
血の涙

ホテル・ルワンダ image

ジャンル:スリラー、ミステリー
監督:キム・デスン
出演:チャ・スンウォン、チソン、パク・ヨンウ、キム・イングォン
日本公開:未定 製作国:韓国2006年
評価:★★☆

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icon 血の涙−ストーリー

19世紀朝鮮時代の末葉,製紙業を基盤に成長した人里離れた島の村東花島。

ある日,朝廷に献上しなければならない製紙が,輸送船もろとも燃えてしまうという事件が起こる。
事件を解決するため,捜査官ウォンギュ一行が島へ派遣されるが、島に到着したその日,火災事件の解決を急ぐ一行の前で,残酷な殺人事件が起きる。

犯人が分からない殺人事件で動揺する村の人々は,7年前,謀逆を率いる天主教徒の仲間だと烙印を押され,家族全員が斬刑にあったカン客主(ゲクチュ)の怨みの霊が起こした呪いと思い狂気に包まれて行く。
そして,不吉な島に孤立していくウォンギュ一行は,殺人犯の行方を探せないまま,狂気じみた村の人々の雰囲気に動揺してしまう。その上,事件を解決するために冷徹に推理するウォンギュの前に,残酷な連鎖殺人事件が続く。

 
icon 血の涙−感想

この『血の涙』は、とにかく暗く重たい作品である。
舞台は、閉鎖的な人里離れた島。
雰囲気とシュチュエーションに、ふとあの横溝正史の『獄門島』を思い出した。

血の涙
血の涙
血の涙
血の涙

映画の中には、実際に朝鮮時代に行われた5つの処刑方法が出てくるのだが、どれも残酷である。
釜に罪人を入れて火をたいて煮る、
罪人の四肢を4方向の綱で縛った後,牛や馬にこれを引っ張らせて身体を引き裂く、
半紙を顔にかぶせた後,水をかけて徐々に窒息させる、
罪人の首に太い縄を巻いて引っぱり,石垣に頭をぶつける
いくら罪人とは言え、どこの国の歴史を紐解いても処刑には残酷さが付きまとう。

ストーリー展開はいまいち盛り上がりに欠け、緊迫感もそれほど感じられず、犯人に至っても謎解き感は感じられず、『こんな人いた?』と言う具合で、見終わった後『終わってよかった!!』と逆にほっとしてしまった。

韓国のお気に入り俳優である『チソン』が出演と言うことで、作品自体に興味は無いがついつい鑑賞したのだが、あまりの暗さに気が滅入ってしまったほどである。
『チソン』自体はほとんど台詞もなく、無慈悲な最期を迎えてしまうし、少々期待はずれであった。

映画の雰囲気は、ハリウッド映画で言えば『セブン』辺りが妥当か?
『セブン』の雰囲気が苦手な私にはやはりこの類の作品は受け入れられないようである。

北海道夕張市で開催されていた『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』において、この『血の涙』はヤング・ファンタスティック・コンペティション部門のグランプリを受賞したそうである。
確かに全体的に抑えた色調は絵的には美しく、美術的にはそこそこ評価できる。

しかし、なんと言ってもこの手の作品は、好き嫌いで大きく評価が分かれるであろう。


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