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映画
ディセント − The Descent

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ジャンル:サバイバル、ホラー
監督:ニール・マーシャル
出演:ショーナ・マクドナルド、ナタリー・ジャクソン、アレックス・レイド
日本公開:2006年
制作国:イギリス
評価:★★★☆ 

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icon ストーリー
サラは、最愛の夫ポールと娘のジェシカと3人でドライブ途中、トラックとの衝突により無残にも彼女だけが生き残り、娘と夫は帰らぬ人となり、深い悲しみで喪失の日々を送っていた。

事故から1年後、そんなサラを元気付けようと、ベスを初めとした友人ジュノ、レベッカ、サム、ホリーの5人がが彼女をアメリカのアパラチア山脈、シャトーガ国立公園のロッジに彼女を誘った。
冒険好きの彼女達は、ガイドブックに載っている洞窟を探検しようと、重装備でその洞窟探検に挑むことにした。
地上に開いた穴から、ロープによって地下深くにある洞窟へと足を一歩踏みしめる。
洞窟への入り口は広大な空間によって、占められていたが、そこから足を進めるには体ひとつがやっと通り抜けられるほどの狭さの道を行くしかなかった。

そして、その狭い道は、無理に通り抜けようとした為に、落石によって崩れてしまったのだ。
もう、後ろには引き返せない!
彼女達が生きて生還するには、別の出口を探すしかないのだ。
そして、ガイドブックに載っていると思われたこの洞窟は、ジュノが冒険心から嘘をついたもので、名もない未知の洞窟であったのだ。
そして、彼女達6人しかいないはずのこの洞窟で、別の誰かの気配を感じ取る。
6人はこの洞窟から生きて生還できるのであろうか?!
 
icon ディセント感想

『ディセント』は、2005年12月英国インディペンデント映画賞で作品賞、監督賞を受賞した洞窟アドベンチャーホラーである。
監督であるニール・マーシャルは、前作ドック・ソルジャーに次ぐ2作目の作品。
非常にテンポが良く、映画の中の彼女らと同様、こちらも始終ドキドキしてしまい、なかなか演出が見事である。Descent

『Descent−ディセント』とは、『降下、(不意の)襲来、急侵入』などと言う意味があるが、この映画の舞台となっている洞窟は、地中深くにあり(降下)、いうなれば登場人物の6人の女性達は『侵入者』であり、先住者は彼らを『襲来』すると言ったところからこのタイトルは来たのだろう。

『ディセント』と同時期に公開された、洞窟を舞台にした新作ホラー映画『地獄の変異』は信じられないぐらい駄作であった。
舞台設定は洞窟調査隊と言う名目なので、本作品の若い女性6人が遊びで洞窟に入り込んでという設定よりは、正統派のように思われたが、いかんせん演出がひどかった。
襲われているらしいということは音声でわかるのだが、いったい何をされているのかわからず、気がつくと殺されているというひどい代物である。

Descent本作品である『ディセント』は英国制ホラーらしく、細部にわたり神経を使い細かく演出されており、手抜かりはない。
SFXなどと言う文明の代物は一切使わず、あくまで正道を行く演出だ。
アメリカ映画のようにきちがいじみた描写もなく、洞窟と言う閉ざされた環境の中で、必死に逃げ惑い出口を目指す彼らと同様、こちらの心拍数も上がっていく。

意表をつく驚かせる箇所が何度もあり、少々椅子からお尻が浮いてしまうことも多々あるだろう。
スプラッター描写も多々あるが、アメリカ映画のように無駄に描写することもなく、観客を震えあがらせるのには十分な演出である。

以下ネタバレを含む。要ドラック。

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この映画に登場するのは、モンスターと言えども、元は私たちと同様「人間」だったのだろう。
地底に住むうちに、暗闇には不必要な視力は失われ、代わりにこうもりのように超音波で、自由にすばやく行動することが出来る。
あくまで彼女達6人は侵入者であり。彼らの生活を脅かす存在なのである。
そんな邪魔者を排除し、果ては食料にしようとする彼らは決して悪人ではない。
彼女達が遊び心で、彼らの住む洞窟に迷い込まなければ、平穏な生活を送っていただろうに・・。
姿形は恐ろしいが、あちらから見れば侵入者の彼らも同様に映るのではないだろうか?
殺戮し合う彼らを見ていて、なんとなくそんな思いが頭をよぎってしまった。

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icon 近日公開作

 

 

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